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ビデオ撮影・編集・制作・映像用語集 か行の用語

▼解像度

映像の細部をどこまで表現できるか、という画質評価の一つ。専用チャートで決定する。主!こ「水平解像度」と「垂直解像度」という基準がある。ビデオフォーマット、モニターやビデオカメラ、レンズ、それぞれにスペックがあり、機器のパンフレット等にある仕様の解像度が実際に表現されるかは使用機器による。尚、映像の「画質」は解像度だけで決定するものではないので、カメラやモニターを自身の目で実際に見比べてみないと、本当の良し悪し判断は決めることはできない。


▼肩なめ・肩越しショット

被写体の一部である人物の斜め後ろから、肩や後頭部を画面右か左の手前に入れて、その人物の目線にある別の被写体を写す画面表現。手前の人物が大きく表現されることで遠近感が表現されると同時に、人物がその目線の先のものに感情移入している様が表現される。よくあるパターンとして2人の人物が向かい合って会話や討論をしている様子を撮るときなどによく使われる。


▼カット

映像制作ではいくつかの意味として使われる。

撮影時に収録を止める時に、また編集時にある部分で、映像を切るときに「カット」すると言う。

収録した映像の一区切りの部分や、一つの画のことを「カット」と呼ぶことがある。例えば「今撮った富士山のカットは・・・」「ここではこの花のカットを使って・・・」というように使う。

「カット編集」「カットで、つなぐ」と言う場合には2つの映像をOLやワイプなどの合成を使わず単につなぐだけの編集の時に使う。 →OL ワイプ


▼上手(かみて)

元々舞台用語で客席から見て舞台の右手をそう呼ぶ。スタジオ等ではカメラ位置から見て右手を「上手」と呼んでいる。ちなみに左手は下手(しもて)。「右」「左」で表現するとその人の向きによっては正反対の位置を指すことになり、混乱を招いてしまうので、絶対位置を定めるために「上」「下」と呼ぶことにしている。 →下手


▼カメラリハーサル(略して力メリハ)

本番の撮影の前にカメラの動きや映像の内容、被写体の位置や動き、音声や照明の具合をチェックするために本番同様に撮影をしながらリハーサルを行うこと。これは主に番組やドラマ収録など、あらかじめ台本や内容が決められている場合に行われることなので、インタビューや対談などの収録では通常そうしたことは行わない。


▼カメラワーク

カメラマンが撮影するときに行うオペレーション全般のことを指す。(カメラ位置決め、構図、絞り、フォーカス、ズームなど。)


▼カラーバー

ビデオ映像の色や明るさ、画質全般の調整をするために使う基準信号でいくつかの種類がある。映像制作者はこの見方、使い方を習得しておかなくてはならない基本である。よくテレビ放送で深夜、その日の放送番組が全て終わって次の番組が始まるまでの合間に流されることがある。


▼完パケ

「完成パッケージプログラム」の略で要は完成されたマスターテープなどのデータ媒体のこと。通常は本編の内容の前に基準となる映像・音声信号やクレジット(作品タイトル・制作日・放送日などを記入した画面)が入っている。基準信号はこのビデオの放送、複写等を行う時に映像や音声の調整を行う必要があるからで、それが入っていないと、正確なコピーや変換ができない。また完パケテープには「プログラムシート」が添付されてこのビデオの映像・音声データの詳細が記入されている。


▼キーライト

被写体に一番強く当てる照明。被写体を明るく照らすことにより、艶(つや)と立体感を表現する。被写体が人物であれば、正面より45度程度横、背丈より高く設置するのが基本。


▼キャノンコネクター

「XLR」とも呼び、業務用のコネクターの一つ。主に音声用や電源用に使われていて、ピンの数によりいくつかの種類がある。民生用のコネクターと違い、引っ張っただけでは抜けないのが特徴であることと、音声用は「シールド」が平衡(要はノイズ防止のためのアースがきちんと独立した導線として分かれていること)であるため、民生用のコネクターより信頼性が高く、音質も良い。ビデオ収録では通常、これを用いて音声収録を行う。


▼キュー

編集点のこと。編集点を決める時は「キューイングをする」とも言う。また演技やアクションや発言のきっかけ、タイミングのことでもある。「キュー出しをする」という言い方をする。


▼串刺しショット

被写体で、ある人物の背後に柱などが縦軸に重なっているショット。心理的に「はりつけ」などのイメージがつきまとうので良くないと言われているが、縦長のもの(人物)に同じく縦長のもの(柱)が重なるというのは手前の人物の印象が薄くなってしまい、奥行き感のない絵になってしまうという意味でも良くない。


▼首切りショット

被写体である人物の首のあたりの背後に横軸のものがあるショット。心理的に「さらし首」「首切り」のイメージがつきまとうので良くない。同様に人物の顔のアップを撮る時に、画面下に首をもってくるのも同じようなイメージがあるので良くない。人物のアップショットを撮る時は必ず肩のラインを多少入れ込みにしたサイズを作るべきである。


▼コンポーネントビデオ信号

ビデオ映像を構成するいくつかの信号を別々に記録・入出力するビデオ形式。ビデオ信号は主に4つの信号によって構成されている。3原色(R赤・G緑・B青)の色信号と輝度信号(Y)である。この4つを別々に記録し、送ることによって、それぞれの信号同士の干渉がなくなり、理想的に高い画質を得ることができる。実際のコンポーネントビデオは色信号と輝度信号を分けた形式で記録し、出入力ではR赤・B青・Y輝度の3つの信号を分けて送る。(G緑はこの3つで表現できるので不要)


▼コンポジットビデオ信号

色信号と輝度信号を多重して記録するビデオのこと。身近なものではVHSビデオはこれになる。出入力は1本の映像端子・ケーブルでできるが、信号同士の干渉が発生するため画質は落ちる。S端子を使うことでY/C分離させて画質劣化を多少防ぐことができる。

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